万葉線 庄川橋梁 夕景
2010-4-23 11:41
万葉線の写真を撮るうえで、もっとも絵になるのがこの庄川橋梁です。と、橋が好きな私は勝手に思っています。
細長く、頼りなく見えてしまうガーター橋を、ゴトゴトと低速で路面電車が渡って来るシーンはなかなか楽しいものです。河口の近くなので、川幅があるためでしょうか。430m とかなりの距離があります。
順光でも撮影できるポイントですが、個人的には晴れた日の夕方に、空のグラデーションを背景に撮影するのが好きです。
この庄川橋梁は万葉線の六渡寺駅~庄川口駅間にあります。万葉線は高岡駅前から六渡寺駅までは軌道線ですが、六渡寺から越の潟までは鉄道線となっていますので、この橋梁も走っているのは路面電車の車両ですが鉄道なのです。
この橋は万葉線の前身である加越能鉄道時代の昭和51年9月に、台風17号により落橋する被害に遭っています。(参考: 国土交通省 -自然災害の克服-)
写真は日没後のマジックアワーに露出アンダー、ホワイトバランスを高めに撮影。車両が完全にシルエットにならないように Dレンジオプティマイザーを使っています。そのため暗部ノイズが出てしまっています。Photoshop などである程度ノイズ除去はできるものの完璧にはいきません。が、雰囲気優先ということで。
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