第62回日本臨床眼科学会 in 東京国際フォーラム

2008-10-26 22:00

東京国際フォーラムで開催された、第62回日本臨床眼科学会に参加してきました。日本の眼科関連の最大イベントです。眼科医や視能訓練士(ORT)などが多数参加していますが、その中に混じって私も発表しました。

東京国際フォーラム

東京国際フォーラムのガラス棟と、ホールB、C、Dなどで行なわれたため、結構歩いて足が痛くなりました。私はシンポジウムや一般口演はほとんど参加せず、インストラクションコースとポスター展示、併設器械展示を見て回りました。

あと、モーニングセミナーとかランチョンセミナーも。この手のセミナーは製薬会社や医療機器メーカーが弁当を用意してくれるので、食費が浮きます。ただしランチョンセミナーはチケット制で、朝早くに受付しないと無くなります。しかもネームカードのQRコードで1人1つまでしか申し込めないという制限ぶり。実際には余るので並んでいれば弁当があたるのですが。

併設機器展示では、3D の OCT がブームで各社取りそろえていました。早い話が目のCTで、網膜の断層写真が撮れるというもの。1台買うと地方では一軒家が建てられるくらいの金額の器械ですが、売れに売れていますね。ただ、メーカーによりデータのエクスポート機能が貧弱だったりするので、そのあたり苦言を呈してきました。

国際フォーラムの連絡通路から

インストラクションコースでは、眼科の検査機器からのデータ出力を標準化しようという動きの話がありましたが、大賛成です。放射線の分野は DICOM で統一されているのに、眼科は10年遅れています。それだけメーカーが囲い込みで甘い汁を吸っているというわけで、早くレフケラだけでも標準化してほしいところです。

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