ミュゼふくおかカメラ館・ネイチャーフォトコンテスト写真展

2008-8-10 22:00

第8回岩合光昭賞 ネイチャーフォトコンテスト写真展が、ミュゼふくおかカメラ館で開催されています。

ミュゼふくおかカメラ館

ネイチャーフォトコンテストには私も応募したものの、残念ながら入賞ならず。しかし多数の作品に混じって展示していただけるとのことで、さらに入場券まで頂いたので観に行ってきました。

やはり、大賞受賞作や入選・佳作となった作品は秀でており、その水準の高さには称讃を送るより他にありません。それにしてもネイチャーフォトの定義は広いのだと感じました。自然・動物・植物などが対象ですが、水中の写真や夜景などさまざまなシチュエーションがあり、工夫し甲斐が色々あるのだなと感心させられました。まあ中には祭りの写真や子供の写真など、「これはネイチャーなのか? 」と思わせる写真もあったのですが……。

とはいえ、選考者である岩合氏の好みに合わせたのか、鳥のつがいや猿など似たようなテーマの写真は確実に多かったと思います。雑誌のフォトコンテストなどでも選者が変わると作風まで変えて入賞を狙ってくる常連がいるといいますが、私はそこまでしたいとは思いません。自分の作風で勝負し、選者と好みが会わなければ、それはその時の縁だと思っています。

ちなみに展示された私の愚作はこちら。入口に入ってすぐのところに展示されていました。

日没を待ちながら

ミュゼふくおかカメラ館では、コンテストの写真200枚が展示されているほか、クラシックカメラの展示もありカメラ好きの方も楽しめます。一部のカメラは触って楽しむことができます。また、富山県では初めての安藤忠雄の建築としても知られています。建物の中も面白い作りになっていますので、そこも含めて楽しる場所です。

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