国際モダンホスピタルショウ2007

2007-7-15 18:51

7月11日(水)より13日(金)まで東京ビッグサイト東棟4・5・6ホールにて開催された国際モダンホスピタルショウ2007に行ってきました。

ホスピタルショウには毎年参加しています。今年のホスピタルショウも近年の傾向を反映して、電子カルテなどの医療情報システムゾーンが半分の面積を占め、医療機器・設備・看護などにくらべ、情報システムへの関心の高さが窺えました。

医療情報システムゾーンでは電子カルテはもはや当たり前の製品ラインナップとして多くの業者が取り上げていました。ブースとしては大手の富士通・NEC・NTT・日立などがやはり注目を集めていましたようです。宣伝にお金をかけていることとブランド力があるためだと思いますが、金額の安いソフトベンダーも台頭してきているのと、大規模公的病院は一通り電子カルテが入ったためか、例年よりは賑わっていないように感じました。

F社も N社 も中小病院向けのパッケージを出してきましたが、要望はあまり聞いてもらえず、基本的にデータベース開示をしない契約になるそうなで、周辺システムの開発に制約が出たり、数年後の乗り換えの際には支障が出ることでしょう。

トレンドとしては DPC ですが、それと関連してか病棟の業務を最適化するための看護支援システム・物品管理システム・経営支援システム等に注目が集まっていたようです。また、すでに DPC を導入している病院は、健診・予防医学や地域医療連携といった分野を注目しているようでした。

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