伏木の「日本車両リサイクル」列車解体工場10月操業開始

2012-1-27 14:43

日本製紙伏木工場の跡地に建設される「日本車両リサイクル」の工場が今年10月に試験操業開始の予定となった。当初の予定は8月だった。

日本製紙伏木工場跡地

日本製紙伏木工場跡地

操業開始に当たって、JR西日本の客車3両を解体して試験をするとのこと。

豊富産業グループ(滑川市)の日本車両リサイクル(富山市)は26日、高岡市伏木の 日本製紙伏木工場跡地で大型バスや列車の解体事業などを手掛ける本社工場について、清水建設北陸支店と建設工事の本契約を結んだ。9月末に完成させ、10月から本格稼働させる。JR西日本の客車3両を試験的に解体する共同研究にも取り組み、列車解体は2013年度から本格展開する。

 高倉可明社長によると、共同研究はJR西日本から無償で長さ約23メートルの客車3両の提供を受けて行う。JR関係者に自社開発の大型プレス切断機などを使った解体方法 を実際に見てもらい、本格的な受注につなげたい考えだ。(以下略)

解体されるJR西日本の客車がどの車両なのか、どのように運ばれるのか気になるが、まずは計画どおりに進むことを期待したい。

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