被災地向けの石油輸送列車が根岸から出発

2011-3-19 18:03

東日本大震災で被災された皆様にお見舞い申し上げます。

私は3月11日の地震当日は神奈川県内で働いており、ビルがものすごい揺れ停電となった。公共交通機関の運行停止により長距離を歩いての帰宅となった。

さて、震災から1週間後の18日より、臨時の石油輸送列車が運行されている。この列車は根岸を出発後、武蔵野・高崎・上越線経由で日本海縦貫線で青森へ向かい、盛岡へと迂回するルートをたどる。

地震・津波のあとの火災によりJX日鉱日石エネルギー仙台製油所が操業を停止したことと、東北本線が普通となっているため、仙台から発送を受けていた盛岡地区に石油を届けるための列車が急遽仕立てられた。

根岸駅で出発線へ移動する石油輸送列車

根岸の製油所も地震により操業を停止していたが、貯蔵分と関西地区からタンカー船で運んだガソリンを根岸で貨車に積み込んだとのこと。(現在は根岸の製油所も再開された。)

このニュースは広くマスメディアにも取り上げられ、日頃は日陰の存在である貨物列車の重要性が注目を浴びることとなりました。

根岸駅で出発を待つ石油輸送列車

この日の牽引機はEF210-170。牽引機は高崎で EH200、南長岡で EF81、青森(信)で EH500 にバトンタッチされ、延べ26時間をかけて最終地点の盛岡を目指す。貨車は18両で軽油・灯油あわせて 728kリットルを一度に輸送するとのこと。

貨車には奥羽線の軸重制限のため、45t積みのタキ1000ではなく、36t積みのタキ38000が選ばれ、この列車のために集結した。ただし タキ38000は両数が限られているため、今後はタキ1000を満タンにせずに用いることも検討されているとか。(後日タキ1000満タンでの輸送が開始。)

根岸駅で出発を待つ石油輸送列車

一部の報道では「命の列車」とも呼ばれるこの石油輸送列車。被災地では冷え込みにより凍死しかねない状況だ。貨物列車に頑張ってくれとこれだけ念じたことはない。無事に被災地に一刻も早く届いてほしいと願う。

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