富山市内環状線「セントラム」車両の陸送

2009-11-12 23:00

12月23日開業予定の富山市内環状線の車両輸送があるということで勤務時間前に出向くことに。富山地方鉄道の南富山駅にある車両基地に着くと、すでに報道陣が多数陣取っていた。このときすでに1両はレールに乗っかっていた。

セントラム搬入1

白いセントラムの連接車体の1両で、9001A と書かれている。市内環状線は富山市が軌道・車両を保有し、富山地方鉄道が運行する上下分離方式だ。地鉄の市内線には 7000型、8000型があるので、今回はその続きで9000型ということなのだろう。寒い中で待っていると、しばらくしてもう1両の 9001B がトレーラーで運ばれてきた。

トレーラーで運ばれてきたセントラム

路面電車の陸送を見るのは初めなのでちょっと興奮を覚えたつつ報道陣に負けじとシャッターを切る。当然のことながら公道などの敷地外から撮影している。このトレーラーから2台のクレーンで車体をつり上げてレールに降ろされた。作業員たちが慎重に何度も確認をしながら作業を進めていく。

クレーンでレールに降ろされたセントラム

今回納入されたのは3編成中の1編成だ。白、銀、黒の3編成があり、銀も午後に納車されるとのことだが、仕事のタイムリミットで現場を後にした。開業が待ち遠しい。

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